アルギニン

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アルギニンは美容だけではなく、筋トレにも効果をもたらす成分として知られています。アルギニンの特徴や効果についてまとめました。

アルギニンとは?

アルギニンとは、天然に存在しているアミノ酸の一種です。体内でも合成されることから非必須アミノ酸の一つとされており、成長ホルモンの分泌や筋肉組織の増強などに深くかかわっています。

アルカリ性のアルギニンは、過剰に摂取すると胃痛や下痢といった症状が出やすくなります。欠乏症と言われるレベルでは、成長阻害や動脈硬化といった悪影響も。そのため適量を摂取することが大切です。

そのほか、アルギニンは界面活性剤としても活用されており、シャンプーやパーマ液などにも使用されている成分です。

アルギニンの効果

アルギニンの効果として、成長ホルモンの分泌作用が挙げられます。病気への抵抗力を高めたり、体の傷を早く治したりといった効果が期待できるほか、食欲を抑える働きがあるため食欲抑制剤としてもたびたび利用されます。成長ホルモンは脂肪の代謝を促し、筋肉を増強させる効果もあることから、筋トレやボディビルダーの間でも多く活用されています。

また、アルギニンは免疫細胞を活性化させる働きを持っています。免疫力が向上することによって、体の傷を早く治したり、肌の潤いを保ってバリア機能を維持したりといった効果も期待できます。肌質を改善することにも繋がるでしょう。

また、アルギニンは体内で一酸化窒素を作り出して血流を改善させる働きも持っていますから、冷えを予防したり、肌に栄養を運んだりといった効果も期待できます。

そのほか、アルギニンは肌を保湿する作用があるため、乾燥肌の予防や乾燥からくるシミ・シワ、色素沈着などの予防にも繋がります。

アルギニンを摂り入れるには

アルギニンは成人で1日に2,000㎎~4,000㎎程度の摂取量が目安とされています。サプリメントや栄養ドリンクで摂取できるほか、鶏肉や大豆・えび・ゴマ・牛乳などから摂取することもできます。

アルギニンの血中濃度が高まるのは摂取後30分~1時間後ですから、運動をする人は1時間ほど前がおすすめです。健康・美容のために摂取するなら、就寝前に摂取するとより効果的とされています。

アルギニンの注意点・副作用

アルギニンは成長期の子どもが過剰摂取すると、標準よりも高い身長になってしまう「巨人症」になる可能性があります。また、アレルギーや気管支喘息などの方は副作用が懸念されるため、持病がある人は必ず医師に相談して摂取しましょう。

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