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サケ・イクラ・エビなどに含まれている赤色の天然色素のことを、「アスタキサンチン」と呼びます。アスタキサンチンの持つ効果や摂取方法について紹介していきます。
「海のカロテノイド」という呼び方もされるアスタキサンチンは、魚介類や農産物に含まれている赤色の天然色素のことです。人の体内で合成されることはないため、人がアスタキサンチンを摂り入れるには食事やサプリメントが必要です。
カロテノイドにはリコピンやβカロテンなどの様々な種類がありますが、その中でもアスタキサンチンは「抗酸化作用」が非常に強いことで知られています。抗酸化作用とは、紫外線・ストレスなどによって生じる「活性酸素」を除去する働きのことです。
アスタキサンチンは脂溶性ではありますが、体内に蓄積されることはなく、摂取後約8時間で血中濃度が最大になり、約72時間後から消失すると分かっています。そのため継続的に摂取しても、取り過ぎによる健康被害はほぼ考えられません。
アスタキサンチンの主な効果は、強力な抗酸化作用によるさまざまな働きです。体内に発生した活性酸素を抑制することによって、肌の黒ずみや色素沈着を防いで美白・美肌効果が期待できます。また、体の免疫力を高める効果も期待できるため、エイジングケアの効果を高めたり動脈硬化を予防、血流を促すなどのメリットも期待できます。特に紫外線のダメージから肌を守ったり、コラーゲンの減少を抑え血管の老化を遅くすると期待される効果は、美肌を保つのにも適しています。
また、抗酸化作用によって視力回復の効果も期待されている他、脂質の酸化を抑制する効果によって、メタボリックシンドロームの予防効果にも優れているとされています。他にも運動によって誘発される疲労を軽減することにも、有用性が期待されています。
アスタキサンチンは食事やサプリメントを通して、外部から人の体内に摂取することが必要です。
食事から摂取する場合には、サケやイクラ、カニ、エビなどの魚介類がおすすめ。食事以外ではサプリメントを利用するのが効率的です。
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