グリシン

このサイトは 「SOグレイスクリニック」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

肌質を整えて美しくする効果が期待できる成分「グリシン」について、特徴や効果を詳しく見ていきましょう。

グリシンとは?

グリシンとは、人の体内で合成される非必須アミノ酸の一種とされる成分のことです。お肌の潤いやハリを保つコラーゲンを構成するアミノ酸としても知られており、コラーゲンの中の約3分の1はグリシンが占めているとされています。

アミノ酸の中でも最も小さく単純な構造を持っているのがグリシンであり、全身に酸素を運んでいるヘモグロビンや、筋肉の収縮のためのエネルギー源となっているクレアチンの原料としても活用されています。つまり体の内側と外側、どちらにも重要な働きをしている成分と言えるでしょう。

2つのグリシンがつながることで構成される「グリシルグリシン」は、肌のきめを整えて毛穴開きを小さくするなどの美肌にも働きかけています。

グリシンの効果

グリシンは血管を広げて、表面体温の上昇を促して体内の熱を放出するという働きをもっています。つまり体の中心温度を下げることによって、自然な睡眠を導く効果が期待出来るのです。人は眠りにつくときに体の内部の温度を下げますから、グリシンはスムーズな入眠を促したり、睡眠の質を高めたりといった効果に働きかけます。

また、グリシンは皮膚のコラーゲンを生成するためのアミノ酸の内、約3分の1も占めています。コラーゲンは肌の真皮層の大部分を占めていますから、グリシンを十分に補うことで、肌のハリや弾力を保つ効果が期待できます。また、グリシンは角質層の細胞を構成してもいるため、肌荒れを防ぐ働きにもつながっています。

グリシンは脳内神経伝達物質「セロトニン」を増加させる働きも持っています。セロトニンが脳内で不足すると、うつ症状が引き起こされます。そのためグリシンはセロトニン増加に働きかけ、抗うつ作用も持っているとされています。

グリシンを摂り入れる方法

グリシンを多く含んでいる食材は、牛スジや鶏軟骨、豚足、エビ、カニなどです。これらの食材を活かした食事を日常的に摂ることで、効果も期待できるでしょう。

また、サプリメントでもグリシンを効率的に摂取できます。普段の食事で補えそうになければ、サプリメントも活用してみてください。

Dr. 近藤惣一郎のカウンセリング予約はこちら