このサイトは 「SOグレイスクリニック」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
オイリー肌と乾燥肌の双方の特徴を併せ持っている混合肌。混合肌の特徴や原因、スキンケアの方法などを紹介するので、混合肌に悩んでいる方は是非チェックしてください。
混合肌は、顔の部位によって乾燥している部分とオイリーな部分の異なる肌質がある状態のことです。Tゾーン部分はべたつきがあるにも関わらず、目元・口元などはカサカサしているタイプなどが混合肌に当てはまります。中には顔全体の皮脂量が多い状態で、水分量が不足しているケースもあり、オイリーな部分にはニキビなどができる可能性も。そのため適切なケアを行わなければ、より肌トラブルに悩まされる恐れもあります。
混合肌と乾燥肌では、肌の状態が全く異なります。乾燥肌の場合、肌の皮脂量だけでなく水分量も不足しており、潤いが感じられない状態のため、べたつきやオイリーさは一切感じません。混合肌はTゾーンなどにべたつきが感じられるため、そういった点が違うのです。
肌は本来、皮脂膜というバリアによって様々な刺激から肌を守っていますが、何らかの原因で皮脂膜やセラミドの生成が滞れば肌の水分量をキープできずに乾燥肌となってしまうでしょう。乾燥肌と混合肌のどちらとも肌のバリア機能が劣っている状態となり、ニキビと言った吹き出物や肌荒れなどのトラブルをきたしやすくなります。トラブルを少しでも防ぐためにも、肌悩みに合った適切なスキンケアが大切なのです。
混合肌になってしまう原因は、肌の内部の水分量が減ってしまい乾燥することです。
上記のような要因によって角層の保湿力・保水力が低下してしまい、次第にバリア機能が衰えやすくなるでしょう。さらに肌は水分を逃さないように過剰に反応し、皮脂を多く分泌してしまうため、乾燥肌の部分とオイリーな部分が発生してしまうのです。オイリー肌だと思っている方の中には肌の内部は乾燥しているケースもあり、この状態は「インナードライ」という肌質となります。
肌を潤わせたいと思って、通常よりも多めに化粧水を使ったとしても肌自体が汚れている状態であれば化粧水が浸透しにくくなってしまいます。肌に成分を浸透させるためにもクレンジング・洗顔が大切なのです。
ただ汚れを落としたいからと言って、力任せにゴシゴシするのはNG。優しく顔の中心から外側に向けて円を描くように洗いましょう。皮脂の多い部分に関しては指の腹を使って丁寧に洗うことを意識すれば、毛穴の汚れも取れやすくなります。
最後に洗顔料が顔に残っていれば肌トラブルの要因になるため、ぬるま湯でしっかりと洗い流してください。とくに生え際・フェイスラインなどは洗い残しが多い部分なので念入りに洗いましょう。また拭き取る際にはタオルを押さえつけるようにし、こすらないことが大切です。
混合肌の人によっては、べたつくのが嫌という理由で洗顔後に保湿をほとんどしないケースもあるかと思います。しかし肌の乾燥状態が進行してしまい、余計に肌を守るために皮脂の分泌が増え、よりオイリーな肌になりかねません。むしろ皮脂の過剰分泌を抑えるためにも肌の保湿を行い、水分を逃さないことが重要なのです。しっかりと化粧水・乳液・クリームを活用し、肌の保湿を行いましょう。もちろんべたつきは感じるかもしれませんが、肌の状態を整えることを意識してください。
つい外からの保湿に意識が向かいがちですが、肌の状態を整えるためにも体の内側を意識することも大切です。こまめに水分を補給し、脱水状態をきたさないように注意しましょう。できれば1日2リットル前後を目安に水分摂取するのがオススメです。とくに冬場は水分補給を忘れがちなので、定期的に水分を摂るよう心掛けてください。
さらに肌に潤いを与えてくれる栄養も十分に補うことも大切です。ミカンなどのビタミンや、トマトに含まれるリコピンなどを普段の食事に加えてください。バランスの良い食事を意識することで、身体の中から肌の状態を整えることができるでしょう。
混合肌は乾燥肌とオイリー肌の特徴を併せ持って肌のことです。しっかりと洗顔し、保湿を十分に行うスキンケア対策を講じましょう。適切に肌のスキンケアができなければ、肌トラブルが起こることも。肌の外側だけでなく、生活面や食事面も意識し、身体の中から変えるよう意識してください。
Dr. 近藤惣一郎のカウンセリング予約はこちら