サブシジョン

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肌表面がくぼんでしまうニキビ跡。サブシジョンは、ニキビ跡に効果をもたらすとされている治療方法です。効果や副作用を見ていきましょう。

サブシジョンとは?

サブシジョンは肌表面にできたへこみ(クレーター)を改善する治療方法です。ニキビ跡には大きく分けて「へこみ」と「盛り上がり」、それから「赤み」「黒み」の4種類があります。ニキビ跡がへこんでしまうのは、皮膚の深部に硬い繊維ができて皮膚を引っ張ること。サブシジョンでは、医療用の針で皮膚深部の硬い繊維を直接ほぐし、ニキビ跡となっているクレーターをほぐし、ニキビ跡の改善に働き掛けます。

この繊維を針で剥がした後は、再度癒着してしまわないよう、ヒアルロン酸の注入ほか適切な処置を行うことで、より効果的にニキビ跡を改善させます。

サブシジョンの効果

クレータータイプのニキビ跡にも、いくつか種類があります。開口部が4㎜以上で緩やかにくぼんでいるのは「ローリングタイプ」、開口部が2㎜以下で真皮よりも深くくぼんでいるのが「アイスピックタイプ」、表面が直角にくぼんで底面が平たくなっているのが「ボックスタイプ」です。サブシジョンがより効果をもたらすのは、ローリングタイプの肌が深くぼこぼこしている部分です。逆にアイスピックタイプは他の治療法が比較的効果を期待できるでしょう。深いボックスタイプの場合はサブシジョンが効果をもたらしますが、浅い場合は他の治療法が適しています。

サブシジョンを摂り入れるには

サブシジョン治療はクリニックで施術を受けましょう。まずはカウンセリングと診察でニキビ跡を確認し、サブシジョンが治療法として適切であると判断できれば、治療内容を説明し、局所麻酔をしてからサブシジョンを医師が行います。1か所につき数分で終わりますが、施術後は注射後と同じようにガーゼを貼り付けて圧迫止血を行います。

治療当日は激しい運動や長時間の入浴、洗顔はできません。

サブシジョンの注意点・副作用

サブシジョンは個人差によって、治療部位に内出血が起こりやすいとされています。皮膚が紫色や青色に変色しますが、1~2週間で症状が治まることがほとんどです。

また、術後1~2週間は治療部位に腫れ・赤みが生じる可能性もあります。治療当日は十分に冷やして、医師からアフターケアについてよく聞いておきましょう。

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