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更年期における女性ホルモンの変化

そもそも女性ホルモンとは?

女性の体の内側にも外見にも、心の動きにすら大きな影響を与えるのが女性ホルモンの存在。まず「ホルモン」とは、体の様々な働きを調整するためにつくられている物質のことを言います。ホルモンには100以上の種類が見つかっており、その中でも「女性ホルモン」は女性の卵巣でつくられているもののことを言います。

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類が存在しており、エストロゲン(卵胞)には妊娠の準備や女性らしい体をつくる働きが、プロゲステロン(黄体)には妊娠を維持する働きが備わっています。

生理周期も女性ホルモンの作用によってコントロールされていますが、他にも以下のような働きも女性ホルモンによるものです。

  • 乳房の発達や丸みを帯びた体づくり
  • コラーゲンの産生を促して肌質を保つ
  • 血管・骨・関節・脳の健康を保つ
  • 水分や栄養素をため込む
  • 体温を上げる
  • 子宮内膜を柔らかくして妊娠をしやすくする

40代と女性ホルモン

年齢によって体の仕組みが変化していくように、女性ホルモンも加齢とともに変化を見せます。具体的に言えば40代頃から女性ホルモンの分泌量が減少し始め、「更年期」と呼ばれる年代に突入します。

加齢とともに卵巣も老化を見せはじめ、卵胞の数が減少し、閉経へと向かいます。これに伴って女性ホルモンの分泌も減少していき、自律神経の働きも乱れて「更年期」と呼ばれる様々な症状を引き起こしているのです。

女性ホルモンが減るとどうなる?

具体的に女性ホルモンが減少し始めると、以下のような症状が起き、「更年期」の様々な弊害へと繋がっていきます。

身体的な変化

女性ホルモンの減少に伴って、閉経の兆候が見え始めます。月経日数が短くなったり、出血量が減ったりといった傾向は、更年期の入口ともいえるサイン。やがて閉経に至ると、女性ホルモンが大幅に減少してホルモンバランスが乱れて以下のような身体的な兆候が訪れます。

  • 体のほてりやのぼせ
  • 大量の汗をかく
  • 動悸が止まらない
  • 生活習慣病のリスクが高まる
  • 骨粗しょう症のリスクが高まる

これらの症状は「更年期障害」として知られているものであり、症状の内容には個人差があります。40代になって訪れた体の変化の中には、病気や生活習慣ではなく女性ホルモンの減少が起因しているものも少なくはありません。

精神的な変化

女性ホルモンが減少すると、自律神経がうまくコントロールできなくなり、精神的に様々な影響が及びます。

  • イライラする
  • ネガティブになる
  • うつ状態に陥る

些細なことが原因で人とトラブルになってしまったり、若い頃とは性格が大きく変化したりといった傾向も、更年期によくある症状の一つです。自律神経がコントロールできないことからストレスに敏感になってしまい、生活や仕事に支障をきたす場合もあり得ます。

40代と言えば子育てや仕事など様々なイベントが起こりやすい時期ですから、本人の置かれた環境や状況によっては、精神的な影響が大きくなりやすいと言えます。

肌への影響

女性ホルモンには肌にハリやうるおいを与え、肌質を美しく保つ役割も備わっています。その女性ホルモンが減少することによって、以下のような影響も出てきます。

  • 肌が荒れやすくなる
  • たるみやすくなる
  • シワやしみが目立つようになる

肌に水分を保つことが難しくなるため、若い頃と同じスキンケア方法では肌の質を保てなくなります。ホルモンバランスが乱れれば肌の代謝も衰えて、色素沈着も起きやすくなるでしょう。

また、女性ホルモンの減少によって骨の代謝が沈静化する影響で、骨面積が減少することも肌の老化に繋がります。骨が細くなり皮膚だけが余ることで、肌がたるんでシワが刻まれやすくもなるのです。

女性ホルモンを整えるセルフケア

女性ホルモンの減少は加齢とともに訪れる影響ですから、避けては通れません。女性ホルモンの減少を自覚したら、セルフケアでホルモンバランスを整え、更年期の症状を和らげましょう。

大豆製品で女性ホルモンを補う

女性ホルモンの減少には、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取することで対処しましょう。大豆イソフラボンは主に女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをするため、月経トラブルや更年期のほてりといった症状を穏やかにする効果が期待できます。

また、大豆製品を食べると体内で生成される「エクオール」は、体内で女性ホルモンに似た働きをします。エクオールを生成できる体質の人は万人ではないものの、大豆製品はほかにもビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。

体調の変化には大豆製品の力を借りて対処してみましょう。

毎日適度な運動をする

1日に30分程度の有酸素運動やストレッチをすると、血流が促されて体の代謝も上がる他、自律神経が整えられます。精神的な落ち込みから回復する手助けになりますから、毎日適度な運動を取り入れるように心がけましょう。

外出して穏やかに風景を楽しみながらウォーキングやランニングをするのもおすすめです。ただしストレスにならないよう、自分が最も楽しめるやり方で運動を習慣づけましょう。

アロマテラピーで心身をリラックスさせる

様々な香りを持つ精油を使ったアロマテラピーは、人の嗅覚から脳に働きかけ、様々な影響を与えます。自分が好きだと思う香りの精油や、理想的な効能を持つ精油を日常に取り入れてみましょう。

アロマを焚いた自室で好きなことをして過ごしたり、入浴時に精油を数滴お湯に垂らしたりすると、心も体もリラックス状態に導きやすくなります。

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