姿勢がたるみをもたらす理由

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顔のたるみと姿勢。あまり関係がなさそうですが、実は深く関わり合っています。

姿勢がたるみをもたらす理由

姿勢が悪い人に、顔のたるみやしわが出やすいのは、体内の血流が悪くなるためです。
血流が悪くなると、首やフェイスラインに老廃物が溜まります。老廃物が溜まると、肌の新陳代謝が滞ってしまい、結果として肌のたるみやしわが生じるのです。

以下のような生活習慣は、たるみを加速させやすいので、注意が必要です。

  • ・スマートフォンばかり見てしまう
  • ・仕事がデスクワーク
  • ・ショルダーバッグをいつも同じ肩にかける
  • ・視力が悪い
  • ・靴底の減り方が左右アンバランス
  • ・座ったときに、両脚を組む癖がある
  • ・体重の増減が激しい
  • 猫背に要注意!

    猫背の人は、それだけでも「老けている」印象を与えてしまいますが、実際に、たるみやしわを生じやすい姿勢でもあります。
    人の体は、筋肉や筋膜(筋肉や内臓を包む、伸縮性のある組織)で繋がっています。猫背の姿勢で、あごが体の前に突き出た状態になると、頭と顔にかかる力のバランスが崩れ、顔の前面が下方向に引っ張られます。それがたるみの原因です。特に、顔の筋膜のたるみは、直接皮膚に影響を及ぼしやすい特徴があるため、ダイレクトに顔のたるみとなって出てきてしまうのです。
    猫背の人の場合は、特に頬から下のたるみが加速するとされています。

    姿勢改善の3つのポイント

    体が一直線になっているイメージを持つ

    体の横側から見て、耳、肩、骨盤が一直線になっているのが正しい姿勢です。体がひもで真っ直ぐ吊るされているイメージを持つと、正しい姿勢に近づけます。座っている時も、腰の上に、耳と肩が一直線に並ぶイメージを持つといいでしょう。

    肩甲骨を動かすイメージを持つ

    日頃から、肩甲骨を動かすことも大切です。左右の肩甲骨を背骨に寄せるように動かすと、自然と肩の力が抜け、体が一直線になっているイメージに近づけます。

    ただし、寄せ過ぎや、長時間力を入れている状態はNG。あくまで気持ちのいい、自然な状態を保ちながら寄せるイメージです。寄せたままでいると、背骨のバランスが悪くなることもあるので注意が必要。肩甲骨を動かすことで背中や肩の代謝を促進してくれるため、定期的に動かすと良いでしょう。

    腰から足を出すイメージを持つ

    歩く時は、「腰から足を出す」イメージで歩いてみてください。

    おへそに力を入れて、腹筋で足を動かすイメージです。最初は慣れませんが、「腰は足の一部」と考えると、自然にできます。上からひもで吊るされたイメージも忘れずに行えば、足運びが軽快になるように感じます。

    猫背の人には、「普段使っていない筋肉を動かしている」と感じられ、続けるのが苦痛になるかもしれません。姿勢が良いと若々しい印象を与えますし、顔まわりのたるみやしわを解消するために、普段から意識してみましょう。

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