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顔のたるみと姿勢。あまり関係がなさそうですが、実は深く関わり合っています。
姿勢が悪い人に、顔のたるみやしわが出やすいのは、体内の血流が悪くなるためです。
血流が悪くなると、首やフェイスラインに老廃物が溜まります。老廃物が溜まると、肌の新陳代謝が滞ってしまい、結果として肌のたるみやしわが生じるのです。
以下のような生活習慣は、たるみを加速させやすいので、注意が必要です。
猫背の人は、それだけでも「老けている」印象を与えてしまいますが、実際に、たるみやしわを生じやすい姿勢でもあります。
人の体は、筋肉や筋膜(筋肉や内臓を包む、伸縮性のある組織)で繋がっています。猫背の姿勢で、あごが体の前に突き出た状態になると、頭と顔にかかる力のバランスが崩れ、顔の前面が下方向に引っ張られます。それがたるみの原因です。特に、顔の筋膜のたるみは、直接皮膚に影響を及ぼしやすい特徴があるため、ダイレクトに顔のたるみとなって出てきてしまうのです。
猫背の人の場合は、特に頬から下のたるみが加速するとされています。
体の横側から見て、耳、肩、骨盤が一直線になっているのが正しい姿勢です。体がひもで真っ直ぐ吊るされているイメージを持つと、正しい姿勢に近づけます。座っている時も、腰の上に、耳と肩が一直線に並ぶイメージを持つといいでしょう。
日頃から、肩甲骨を動かすことも大切です。左右の肩甲骨を背骨に寄せるように動かすと、自然と肩の力が抜け、体が一直線になっているイメージに近づけます。
ただし、寄せ過ぎや、長時間力を入れている状態はNG。あくまで気持ちのいい、自然な状態を保ちながら寄せるイメージです。寄せたままでいると、背骨のバランスが悪くなることもあるので注意が必要。肩甲骨を動かすことで背中や肩の代謝を促進してくれるため、定期的に動かすと良いでしょう。
歩く時は、「腰から足を出す」イメージで歩いてみてください。
おへそに力を入れて、腹筋で足を動かすイメージです。最初は慣れませんが、「腰は足の一部」と考えると、自然にできます。上からひもで吊るされたイメージも忘れずに行えば、足運びが軽快になるように感じます。
猫背の人には、「普段使っていない筋肉を動かしている」と感じられ、続けるのが苦痛になるかもしれません。姿勢が良いと若々しい印象を与えますし、顔まわりのたるみやしわを解消するために、普段から意識してみましょう。
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