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ユベラは美容効果を期待できる薬品の一つです。ユベラの特徴や効果、注意すべき副作用などを見ていきましょう。
ユベラとは、ビタミンEを主成分として含んでいる薬品のことです。ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)に含まれる、抗酸化作用やターンオーバーの改善効果といった様々な働きを効率良く働かせられるのが特徴。似た名前の「ユベラックス」という薬品も、ビタミンEが主成分の薬品です。
ユベラには軟膏とカプセル、錠剤の3つのタイプがあります。軟膏は皮膚の保護などが目的で、カプセルのユベラNは高血圧症やシミ・そばかすの改善、錠剤のユベラ錠はシミ・そばかすの予防や血流の改善などに使われます。
ビタミンEを主成分として含んでいるユベラは、シミやそばかす、肝斑などを予防・改善する美容効果が期待できます。代謝の促進効果によってターンオーバーを促進し、シミなどを皮膚表面へせり出して排出するのを促す成分です。
また、血流を改善する働きによって手足の冷えや肩こりの改善効果も期待できます。血管の拡張・収縮が繰り返されることで起きるしもやけの対策にもなるでしょう。
ユベラNはコレステロールや中性脂肪の増加を防いで、高脂血症・動脈硬化・狭心症などの病気を防ぐ働きも期待できます。
ユベラはビタミンEを多く含んでいるため、子宮内の血流がスムーズになります。生理不順の治療に対して補助的に用いられることや、着床障害を改善して不妊治療をするために用いられることもある成分です。
ユベラは市販でも販売され、薬局・ドラッグストア・通販サイトなどで第3類医薬品としても出品されています。ただしクリニックで処方される処方薬と比較すると、市販薬の方が有効成分の含有量が少なめです。シミ・そばかすに効果的な働きを期待するなら処方薬がおすすめです。
ユベラとユベラNは効果がお互いに異なるため、飲み合わせで効果が強まったり弱まったりする可能性があります。他に使用中の薬がある場合も同様に、飲み合わせには細心の注意を払いましょう。
また、ユベラは便秘や胃の不快感、下痢、発心といった副作用が考えられます。ユベラ軟膏では紅斑やかゆみが引き起こされるリスクもあるため、しっかり医師と相談するのをおすすめします。
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