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美しくなる手段として挙げられがちなダイエットですが、痩せすぎは皮膚のたるみを招いて逆効果。若々しい皮膚を保ちながら痩せられるようにシフトチェンジしてみましょう。
40代・50代の女性は特に痩せすぎることで皮膚がたるみ、くたびれた印象を与えて老けて見えてしまいます。この年代の女性は、以下のような理由で痩せがたるみに繋がります。
皮膚は大きく分けて3層構造になっています。太った状態にある人は、皮下組織に脂肪をたっぷり含んでおり、これに合わせて皮膚も伸びてしまいます。脂肪細胞はダイエットで縮んでくれますが、皮膚の表面は伸びた状態と変わることはありません。
つまり脂肪が減っても、皮膚の面積は太っていたときの状態から変わらないため、痩せると皮膚だけが余ってたるんだ状態になってしまうのです。急激なダイエットに成功して一気に痩せた人ほど、皮膚のたるみは目立ちやすい傾向にあります。
ダイエットで体重が減ったとき、脂肪だけではなく筋肉も一緒に落ちてしまう点に要注意。せっかく痩せたと思っても、筋肉量が落ちてしまうと皮膚を持ち上げる力が衰えてしまうため、結果として皮膚がたるみやすくなってしまいます。
筋肉は皮膚のターンオーバーを正常化させる働きも持っています。そのため筋肉量が落ちると肌質も一気に衰えて、たるみやシワの原因に繋がります。筋肉の衰えは体全体を老けて見せてしまうため、ダイエット中には体重だけに注目せず、体脂肪率と合わせてチェックすることが大切です。
ダイエットをする際には、ただ体重を落とすことだけに注力せず、肌がたるみにくい痩せ方を意識しましょう。
皮膚が余ってしまうのも、筋肉量が落ちてしまうのも、急激なダイエットが起因しています。太った状態からいきなり体重を落とすとギャップで皮膚がたるみやすくなるため、なるべく時間をかけてじわじわと痩せるように心がけましょう。
皮膚が余るとなかなか元に戻りません。1か月に1kg以下程度の目標を設定し、マイペースかつ着実な、長期的なダイエットを計画しましょう。1か月で3kg痩せた人と6か月で3kg痩せた人とでは、明らかに後者の方が若々しくハリのある体を得られます。
一気に脂肪が減ると老けてしまいます。ダイエットは食事制限だけではなく、筋トレも積極的に取り入れて、減った脂肪の分を筋肉量で補うイメージで行いましょう。食事にはたんぱく質を豊富に取り入れて、筋肉の発達を促してください。
有酸素運動はもちろんダイエットに効果的ですが、そこに筋トレも加えると、皮下組織と皮膚がくっついて肌のハリを保つことができます。腕や足、お腹の筋肉だけではなく、表情筋トレーニングなどで顔の筋肉も積極的に鍛えましょう。
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