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誤ったマッサージは顔のたるみを進行させる?

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顔のたるみは、肌の弾力の低下や筋力の低下、代謝機能やホルモンの低下によって引き起こされます。「たるみ始めた肌をなんとかしたい!」と、朝晩マッサージをしている方も多いでしょう。 しかし、誤ったマッサージを行うと肌がたるんでしまいます。

正しいマッサージをしないと逆効果に

たるみを改善したくて一生懸命マッサージを行っているのに、それが逆効果だとしたらガッカリしてしまいますよね。マッサージを行うこと自体は問題ありません。ただし、正しいマッサージを行うことが重要です。

たるみの原因に大きく関係するのは「真皮」だといわれています。肌の外側から角層・表皮・真皮・皮下組織となっていますが、真皮にはコラーゲンやエラスチンなどの繊維があります。コラーゲンやエラスチンは肌弾力の維持に重要な存在であり、変性することでたるみにつながります。

ではなぜ、コラーゲンやエラスチンが変性してしまうのか?

変性の原因には、外的要因と内的要因の2種類があります。内的要因には過度なストレスや糖化などが挙げられますが、外的要因には紫外線ダメージや肌に負担をかけるマッサージがあります。

やってはいけないNGなマッサージの方法とは

肌をぐいぐいと引き上げたり、押したり、圧をかけたり、こすったり。「たるんだ肌を引き上げよう」「老廃物を流そう」と力を入れてマッサージをすると、肌に負担をかけてしまいます。その刺激によって真皮にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、たるみを引き起こしてしまうのです。

「マッサージをすると、顔がすっきりするから効果がある!」と考えている方は要注意。顔がすっきりと見えているのは一時的にむくみが取れたからであり、たるみ改善にはつながっていません。むしろ、肌への刺激によって、たるみだけではなくシワや肝斑、くすみなどを引き起こしてしまいます。

そのため、肌に負担をかけるマッサージはNG。力を入れる・こするなどのマッサージは今すぐやめた方が良いでしょう。

マッサージする際に気を付けたいこと

強い力やこするマッサージではなく、優しい力で行うソフトなマッサージであれば、肌への負担を軽減できます。また、正しいマッサージの方法を覚えることで、「逆効果のマッサージ」を避けることができるでしょう。

なお、マッサージを行う際はクリームやオイルをたっぷり使い、肌をこすらないようにすることが重要。

「クレンジング中ならオイルで肌のすべりが良いし、手間が省けるかも?」と考える方もいるかもしれませんが、クレンジング中のマッサージはNG。クレンジング剤に含まれる洗浄成分や肌の汚れを肌に塗り込むことになってしまいます。また、クレンジング剤を肌に長時間つけていると皮脂や水分が取り除かれてしまうため、かえって肌へ負担をかけてしまうでしょう。

正しいマッサージの方法とは

マッサージは清潔な肌と手の状態で行うようにしましょう。肌に負担をかけないコツは「必要以上に触らないこと」です。洗顔やクレンジングは優しい力で行い、こすらないように注意しましょう。しっかりとすすぎ、洗顔料を肌に残さないことも大切です。

なお、マッサージは朝晩行わず、週1回程度がおすすめ。顔の疲れや筋肉のコリが回復している朝に行うのが効果的です。長時間行う必要はなく、1回3分程度で十分です。

  1. 肌と手を清潔にする
  2. マッサージ用のクリームやオイルをたっぷりとつける
    ※顔の下から上へ向かってなじませるのがポイント
  3. 両手で両頬~目尻に向かってなじませる
  4. 両手で両目を覆い、目頭~目尻に向かってなじませる
  5. 両手で頬の中心~両側へ向かってなじませる
  6. 最後に優しくツボ押しをするのもおすすめ

正しいマッサージの基本は「優しく行う」「やりすぎない」「こすらない」ことです。ものたりないと感じる方もいるかもしれませんが、必要以上のマッサージはたるみを悪化させてしまいます。

正しいケアとマッサージで肌を守ろう

いかがでしたか?肌のたるみを感じたとき、「とにかく肌を引き上げよう」「老廃物の詰まりを解消してすっきり見せたい」と考えますよね。しかし、間違った方法でマッサージを行うと、かえってたるみを引き起こしてしまうことを覚えておきましょう。正しいケアとマッサージを行うことが大切です。

また、顔のたるみ改善にはフィラーやボトックス、照射治療や手術などの方法もあります。当サイトでは顔のたるみ治療法やたるみの原因などを紹介していますので、正しい知識を学んでみてくださいね。

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