プラセンタ

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化粧品の成分や肌に良い成分として耳にする「プラセンタ」。プラセンタが含まれている方が良い気がする、という漠然とした印象で化粧品を選んでいませんか?ここでは、プラセンタがどのような成分なのか、肌にどのような影響を与えるのか、プラセンタ配合化粧品はどう選べば良いかなど、詳しく紹介していきます。

プラセンタとは?

プラセンタは、胎盤から抽出される成分です。胎盤は胎児の成長のために栄養や酸素を届ける働きがあり、以下のような豊富な栄養成分が含まれています。

  • 必須アミノ酸
  • 成長因子(核酸様物質や各種ビタミン、ミネラル、酵素など)

プラセンタの作用

  • シミ予防…メラニン色素を作るための酵素の働きを阻害する
  • 保湿…プラセンタには保湿成分が含まれており、肌の保湿力を高める
  • 抗酸化作用…活性酸素を除去する作用によりメラニンの生成やシミ・シワを阻害する
  • 血行促進…顔の血行が良くなることで細胞に栄養や酸素をしっかり届ける

プラセンタの種類

プラセンタは、動物性プラセンタと植物性プラセンタの2種類に分けることが出来ます。それぞれ詳しく解説していきましょう。

動物性プラセンタ

プラセンタは哺乳動物の胎盤であり、原料として以下の動物の物が使用されています。

  • ヒト
  • ブタ
  • ウマ

化粧品として使用されているものは、ブタプラセンタが9割と圧倒的な割合を占めています。それは、ブタとヒトの分子構造が近く、価格を比較的安価に抑えられるためです。

植物性プラセンタ

プラセンタは胎盤を意味しますが、胎盤と似たような機能を持つものが植物エキスでも見つかっています。それが、植物性プラセンタです。

植物性プラセンタは、植物の種が含まれている胎座から抽出したものであり、このエキスにもアミノ酸やミネラル、ビタミンといった栄養成分が含まれています。植物性プラセンタは動物性プラセンタと比較して匂いに癖がなくアレルギーリスクが低いメリットがあります。

プラセンタ化粧品の選び方

プラセンタ配合の化粧品を選ぶ際には、配合量の多いものを選ぶのがおすすめです。プラセンタの配合量をチェックするのであれば、成分表の記載の中でできるだけ前方にあるものが良いでしょう。

また動物性プラセンタは植物性プラセンタよりも、年齢を重ねた肌をケアするのに向いているとされているので、動物性と植物性で迷った際には効果から選ぶのもおすすめです。

プラセンタは他の成分と組み合わせることによって、相乗効果を得られる場合もあります。

  • プラセンタとビタミンC誘導体…美白効果
  • プラセンタとヒアルロン酸…保湿効果
  • プラセンタと抗炎症作用のある成分…肌荒れの回復

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