セラミド

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化粧水や化粧品に含まれているセラミド。肌に良いということは何となく知っているかもしれませんが、「セラミドが何か」ということは案外知らない人も多いかもしれません。今回は、セラミドの基本的な情報、どうしてセラミドが肌に良いのかなど、詳しく紹介していきましょう。

セラミドとは?

セラミドとは、肌の角質層に存在している成分であり、角層細胞の隙間を満たす、水分を繋ぎとめている肌にとって必要不可欠なものです。

セラミドが角層の隙間を水分でつなぎとめることにより、肌の中から外へ水分が逃げていくのを防いでいるのです。

なぜ肌にはセラミドが必要なのか?

肌に対する乾燥や紫外線、異物の侵入など外部刺激から守るための機能が、バリア機能です。このバリア機能をしっかりと働かせるためには、角質層の水分を保持することが大切です。セラミドは水分を保持する役割だけでなく、細胞の増殖にも関わっているため、セラミドはバリア機能を維持するために重要な物なのです。

肌にセラミドが必要なのは、セラミドが不足するとバリア機能が低下して乾燥肌や敏感肌、肌荒れの要因となってしまう為です。

セラミドは加齢とともに減少しますが、乾燥によっても減少してしまいます。「乾燥→セラミド流出→乾燥→セラミド流出…」このような悪循環を繰り返してしまいます。

セラミド化粧品の選び方

セラミドは加齢や乾燥などにより減少していくため、補給してあげなければいけません。最近では、セラミド配合の化粧品が多く発売されていますが、セラミドにもいくつか種類があります。

  • 天然セラミド…浸透性や保湿効果が高い哺乳類由来のセラミド
  • バイオセラミド…酵母などから作られた人の肌にあるセラミドに似せて作られている
  • 植物性セラミド…植物由来のもので、保湿力はあるが浸透力に劣る
  • 疑似セラミド…化学的に合成されたセラミド

浸透力や保湿力が優れているものは、天然セラミドやバイオセラミドですが、価格は高くなってしまいます。一方、疑似セラミドは安価ですが天然セラミドやバイオセラミドと比較するとその効果は劣ってしまいます。

また、化粧品を選ぶときには成分表にも注意が必要です。配合量が多い成分ほど、前方に成分名が記載されています。つまり、セラミドが成分表の最初の方にある商品の方が、セラミドの配合量が多いのです。

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