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顔のたるみが生じる原因の一つとして挙げられるのが「皮下脂肪」の存在です。皮下脂肪とは何なのか、何が理由で増えたり減ったりするのかを見ていきましょう。
皮下脂肪は文字通り、皮膚のすぐ下の皮下組織に蓄積される脂肪のことです。外部からの衝撃に対して、体の内側を守るためにクッションの役割を果たしたり、寒さから身を守って体温を維持する働きがあったりなど、体の健康に必要な脂肪です。
ただし皮下脂肪はカロリーの取り過ぎや運動不足などで必要以上に蓄積されることがあり、「皮下脂肪型肥満」と呼ばれる肥満状態になることもあります。
内臓脂肪との違いは、脂肪ができる部位にあります。女性の方が皮下脂肪が二の腕やお腹周りにつきやすい傾向があるのが特徴です。
バッカルファットと言われるのは、頬の深い部分にある脂肪の塊のことです。皮下脂肪よりもさらに深い部分、筋肉の下で咬筋と頬筋の間に挟まれるように存在しています。
バッカルファットは皮下脂肪とは異なり、人がまだ類人猿だった頃に必要とされていた脂肪と考えられています。バッカルファットは加齢に伴ってどんどん下に垂れ下がっていく傾向があり、顔のたるみにも繋がります。
バッカルファットは皮下脂肪のように体を守る働きはないため、切除してフェイスラインを整えることもできます。
顔部分の皮下脂肪が気になっている人は、顔だけではなく全身に脂肪が多くついていることがほとんどです。また、顔に脂肪が付きやすい人はむくみが生じている可能性もあり、冷え性や運動不足、飲酒や濃い味付けの物を食べることが多い傾向にあります。
顔の皮下脂肪を減らしたいなら、顔だけではなく全身の脂肪を減らすよう努めてみましょう。体脂肪を減らすために、まずは運動の習慣をつけることが大切です。運動で地道にカロリーを燃焼させながら、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないよう、糖質の多いお菓子やインスタント食品などをできるだけ控えましょう。
また、空腹の時間をつくると食事で血糖値が急上昇してしまうため、上手く間食を摂り入れながら空腹時間を長引かせないよう注意してください。
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