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筋力低下で肌がたるんでしまう理由

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筋力低下が原因で肌がたるんでしまう。その理由やメカニズム、肌のたるみを実際に防ぐための対策方法についてリサーチしました。

筋力低下で肌がたるむ理由

加齢や運動不足による筋力低下は、お肌にたるみにも繋がります。筋力低下は次のような肌への悪影響を及ぼすのです。

表情筋のたるみで肌が支えられなくなる

顔には表情筋と言って、顔じゅうの皮膚を支えるいくつもの筋肉が張り巡らされています。特に口周りにある「口輪筋」は、筋力が低下することによって頬や口元の皮膚を支える力が弱まってしまい、重力に沿って垂れ下がってしまうのです。頬にたるみができたり、ほうれい線ができやすくなったりするのはこのためです。

口を動かして喋ったり、表情を動かしたりすることが少なくなるほど、表情筋は衰えます。日本人の使う日本語は表情筋を使う頻度が少ない言語であるため、特に日本人は表情筋が衰えやすい傾向にあります。

リンパや血流が悪くなる

デスクワークなどでいつも同じ姿勢でいる人や、スマホやゲーム、PCなどを利用するためにいつも前かがみで猫背になっている人などは、姿勢が悪くなる上に運動不足も手伝って、筋力が低下しやすくなります。体の筋力低下は血流やリンパの流れを悪くしてしまうため、老廃物が外に排出されにくくなり、皮下脂肪に蓄積されやすくなるのです。

皮下脂肪が増えると、弱まった筋肉が脂肪を支えきれなくなってしまい、結果として皮膚がたるんでしまいます。また、血行不良や筋肉の緊張は、顔の筋肉を引っ張って下垂させる要因の一つでもあります。

筋力低下によるたるみの対策方法

筋力の低下による肌のたるみには、次のようなアプローチが効果的です。

表情筋のトレーニングを行う

表情筋は使えば使うほど鍛えられますから、顔のたるみは皮膚を支える表情筋を強化することで防ぎましょう。表情筋のトレーニングは毎日継続することが大切です。

  1. 口を大きく「あ」の形に開く
  2. 1の状態から唇だけを「お」の形に動かす
  3. 左の鎖骨に右手を当て、その上に左手を添えて顔を右斜め上に向ける
  4. 3を反対方向にも同じように行う

可能なら目を大きく見開いたり、逆にギュっと閉じたりする動作も加えると良いでしょう。目や口周りの表情筋を意識していろんな方向に動かすトレーニングを行いながら、首回りのトレーニングも同時に行えると効果的です。

運動やストレッチの習慣をつける

毎日同じ姿勢でいる人ほど筋肉が緊張し、血流が悪くなって筋力が衰えます。少しでも良いので、毎日運動やストレッチをする習慣をつけて、体の血流を促しましょう。運動はウォーキングや自転車のような、移動手段と兼ねられるものだと習慣づけやすいでしょう。

腕や首を回したり、アキレス腱を伸ばしたりなど…。準備運動の動きやラジオ体操の動きを取り入れてストレッチをするのも、体を動かす良い習慣になります。仕事の疲れがたまっている人ほど、筋肉が緊張しやすくなっているため、ストレッチで血流を動かしてあげましょう。

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