エラスチン

肌のうるおいを保つ「コラーゲン」同士を結び付ける役割を持つのが、「エラスチン」と呼ばれるタンパク質です。その重要性や、効率的に摂り入れる方法について見ていきましょう。

エラスチンとは?

エラスチンは繊維状のたんぱく質で、皮膚の真皮や血管、靭帯などに存在しています。ゴムのように伸び縮みする特性があり、人間の体内では靭帯、動脈、肺、皮膚の真皮の順で含有量が多いことが分かっています。

800個ものアミノ酸が連なって構成されているのが特徴で、コラーゲンやヒアルロン酸といった肌のうるおい成分と同様に、真皮の繊維芽細胞からつくられています。紫外線やストレス、禁煙などによって減少するという特性を持っており、一度壊れてしまうと元のように再生するかどうかは定かではないため、日ごろからケアが欠かせない存在です。

エラスチンの効果

エラスチンはコラーゲンを支え、コラーゲン同士を結び付けるという働きを担っています。肌の弾力に直接かかわっており、エラスチンが減少すると肌のハリがなくなり、シワやたるみが生じてしまいます。

エラスチンが十分に存在すれば、クッションのように肌の弾力を保ち、コラーゲン繊維などのバランスも調えて、肌のきめが細かくなります。

また、エラスチンは美肌効果だけではなく、心臓や血管に弾力を与え、動脈硬化を防ぐという働きを持っています。靭帯の伸縮を維持する効果もあるため、体をしなやかに動かせるようになり、ケガのリスクを減らすことに繋がります。

エラスチンを摂り入れる方法

エラスチンは食べ物やサプリメントを通して、体の外側から摂取するのが効果的です。人間以外の豚や魚・牛・馬・鶏などの組織に多く含まれているタンパク質であることから、牛すじや手羽先、軟骨、煮魚などを食べることで、効率よく摂取できるとされています。

ただし、野菜や果物などの食材には含まれていないため、毎日食べ物からエラスチンを摂取しようとするとカロリー過多になる可能性も考えられます。食生活で自然に摂り入れるのが難しければ、サプリメントでエラスチンを摂取するのも効果的と言えるでしょう。

体内のエラスチンは加齢やストレス、紫外線などによってどんどん減少していくので、日ごろの紫外線対策やストレスの発散が大切です。

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