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偏食で皮膚がたるむ理由と対策

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20代女性に生じる顔のたるみは、普段の食生活の偏りが原因かもしれません。偏食で顔のたるみに繋がる理由や仕組み、対策を紹介します。

食事が肌に与える影響

人の体は、食事によって外部から取り入れている食べ物の内容(栄養)に大きく影響されています。食事で取り入れた栄養は、肌質にも大きく影響。食事のバランスが偏ると、体の消化吸収能力が弱まってしまうため、栄養を摂取しづらくなります。こうなると血流が悪くなってしまい、いくら栄養を外部から取り入れたとしても、全身にいきわたらせる力が弱まってしまうのです。

栄養不足になった肌は健康状態が悪化。肌質も悪くなり、たるみやシワ、シミなどの肌トラブルに繋がります。

肌に悪影響を与える食生活は以下です。

  • 食事を摂る時間が毎日バラバラ
  • 極端に食べすぎ・食べなさすぎる日がある
  • 食材が偏っていて肉や魚、野菜をまんべんなく食べていない
  • 揚げ物など、脂っぽいものばかりを食べている

自分の食生活の中に当てはまるものがあった人は要注意。肌質は普段の食事内容によって、肌の内側から整えられます。

食事の注意点

健康的な食生活を送るには、多様な栄養素をまんべんなく摂取することが大切。ただお腹を満たすだけではなく、以下の点に注意して食生活を見直しましょう。

タンパク質(アミノ酸)を摂る

タンパク質は人の体の多くの部分を作り出す栄養素。肌や髪、爪といった部分は、良質なたんぱく質をたっぷり摂取することによって、体内でアミノ酸に分解されて、健康な状態に保たれています。タンパク質は、以下の食材から摂取可能です。

  • 乳製品

たんぱく質は筋肉を発達させるのにも役立つ栄養素です。良質なたんぱく質の摂取し、運動で筋肉を鍛えることで、筋肉が皮膚を引っ張り上げて肌のたるみを防ぐ効果も期待できます。

日本女性のタンパク質の平均的な摂取量は、1日あたり50g程度。鳥の胸肉1枚や、白身魚のひと切れがおよそ15~20gのたんぱく質量に相当します。ただし、タンパク質を摂取しようといって、肉類ばかり食べるのはNG。肉類に含まれている脂質までたっぷり摂取してしまうことになり、栄養が偏ります。魚や乳製品も積極的に食事に取り入れましょう。

ビタミンやミネラルも忘れず

タンパク質を含め、食事から摂取した栄養素は各種ビタミンによって分解・吸収が促されています。タンパク質はビタミンBによって吸収効率が高くなるため、ビタミンBは積極的に摂取したいところ。

肌質を健康的に維持するためには、肌の老化を防ぐ「抗酸化作用」を持つビタミンA・C・Eも効果的です。これらのビタミンは緑黄色野菜や果物に多くふくまれています。野菜をたっぷり使ったサラダやスープ類、煮物料理などがおすすめです。デザートやおやつにフルーツを食べるのも手軽に始められるビタミン摂取の方法です。

また、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄分といったミネラル類も肌質の改善・維持に欠かせません。亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持、鉄分は肌のくすみ対策といった働きを持っています。特に鉄分は女性が失いがちな成分です。魚介類や肉類、ほうれん草などから摂取しましょう。

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